本ブログにて「訪問診療」の様子を少しずつお伝えいたします。「在宅医療」の現場からの配信ですが、みなさまにご拝読いただければ幸いです。
【訪問診療】(その1) 
写真は、当院における訪問診療の最初の患者さまです。大腿骨頸部骨折・心筋梗塞・脳梗塞(後遺症による左半身麻痺)等に起因し外来受診が難しいため、在宅にて診療を行いました。上下の義歯を新しく作るため、継続的にお伺いさせていただきましたが、ある日私と正看護師が訪問した際、突然しゃくりあげるようにして泣きだされました。私らは何が起きたのか分からず、患者さまの奥さまが瞬時「うれしいのよね~」と何度かお声かけされている姿が今でも鮮明に蘇ります。その後、患者さまのご家族(奥さま・ご長男の奥さま・お孫さん)も当院の外来を受診していただいており、仕事冥利に尽きます。私は、介護保険が導入される少し前から末端ながら積極的に在宅医療に取組んでおりますが、今までの訪問診療の中でとても印象強く残っているシーンでしたので、最初に記載させていただきました。(2011年8月)
(※写真撮影掲載等に関しまして、初めに当事者やご家族さまのご了承を得ております。また、動画を使わないブログの写真では,さらに躍動感を持たせることが必要となりますのでぼかしは極力さけました。ご理解のほどお願い申しあげます)